韓国の反日銅像真相究明委員会が慰安婦虐殺映像の嘘を暴く映像を作製。

皆様

 2020年11月16日に韓国の反日銅像真相究明委員会(共同代表:李宇衍)は2019年2月28日に韓国で大々的に報じられた慰安婦虐殺映像に関する考察動画を作製し、ネット上に公開しました。

 映像は、1944年9月に中国の雲南省で米中連合軍が撮影したもので、朝鮮人慰安婦が日本軍によって虐殺された後、1か所に捨てられたと説明されています。
 ソウル市とソウル大学人権センターは、映像と連合軍報告文書などを通して、「当時日本軍によって強制動員された朝鮮人慰安婦被害者が集団銃殺された現場」という結論を下しました。ソウル聯合ニュースでは、米中連合軍は1944年6月から中国とミャンマーの国境地帯にある雲南省の日本軍占領地に対して攻撃を開始したが、ここには日本軍に連れてこられた朝鮮人慰安婦が70〜80人いたと伝えました。ソウル市は、「戦争中に女性を戦場に 動員し、性的慰安の道具に使用し虐殺したようなことを再び繰り返してはならない」と日本を批判しました。

 しかし、究明委員会が調べたところ、以下の点が明らかとなりました。

(1)連合軍の文書では9月13日の夜に日本軍が朝鮮人慰安婦30名を射殺したとあるが、1944年7月27日には日本軍は既に殺害現場から撤退していた。わざわざ連合軍の包囲網を破って遺体を遺棄したというのか?

(2)米軍報告書には慰安婦の死亡者数と生存者数が合致しないという矛盾点があることが判明した。

(3)韓国側が主張する「朝鮮人慰安婦70〜80人」の根拠はなく、人数を誇張している。

 

 当研究会の髙橋史朗副会長も同映像に関する論文を執筆されております。
 「朝鮮人慰安婦虐殺」映像についての考察(1) 【『歴史認識問題研究』第3号】
 「朝鮮人慰安婦虐殺」映像についての考察(2) 【『歴史認識問題研究』第4号】

 

 ソウル市はどのような対応を取るのでしょうか。韓国では、『反日種族主義』の執筆に携わった李宇衍氏や李栄薫氏が迫害を受けています。学問の自由と言論の自由を守る為にも、反日銅像真相究明委員会の人々も交えた議論を進めていくべきではないでしょうか。