【藤岡信勝氏の事実誤認について】
新しい歴史教科書をつくる会副会長・藤岡信勝氏は、『正論』12月号に掲載された勝岡論文の末尾にある、勝岡(本会事務局長)と杉原誠四郎氏(つくる会顧問)のやり取りについて、10月30日付の同氏フェイスブックで次のように述べています。
《実は、つくる会が「見解」をまとめるにあたり参照した杉原氏から事務局へのメールと同じものを、杉原氏は勝岡、高橋の両氏に事前に送って内容を確認のうえ、資料とすることを承認したものです。話を正反対にスリ替えているのは勝岡氏のほうでしょう。》
この記述は事実ではありません。勝岡・高橋の両名は「内容を確認のうえ、資料とすることを承認した」事実はありません。勝岡・高橋の両名は、当事者である杉原氏に対して、事実確認をしたところ、11月7日付で「〈その《内容を確認のうえ、資料とすることを承認した》事実は、一切ありません〉はそのとおりです。」との回答をいただきました。事実関係に関わることですのでここに明らかにしておきます。
令和2年11月10日
歴史認識問題研究会副会長 高橋 史朗
同 会 事 務 局 長 勝岡 寛次