公開研究会は大盛況でした

 ケビン・M・ドーク先生(12月21日撮影:歴史認識問題研究会)

皆様  

 12月21日の公開研究会は大勢の方々が参加され、大盛況に終わりました。年末のご多忙の時期にもかかわらず、誠にありがとうございました。

 ケビン・M・ドーク先生より「アメリカの自虐史観とその宗教的背景」をテーマにお話しいただきましたが、大変衝撃的な内容でした。日本では長らく自虐史観が問題視されていますが、アメリカでも自虐史観があることをドーク先生が具体例を挙げて解説してくださいました。
 「ホワイト・ギルト」という白人の罪悪を訴えるアメリカ版の自虐史観は伝統的なキリスト教の基盤までも破壊しており、宗教の自由や職業の自由が侵されつつある現代のアメリカ社会にドーク先生は警鐘を鳴らします。


(江崎道朗副会長【写真左】とドーク先生【写真右】)

 『歴史認識問題研究』第12号にて、「世界に広がる自虐史観」を掲載しておりますが、今回の講演でアメリカの現状をより詳細に知ることができました。

 ドーク先生の講演内容は来年3月に発行予定の『歴史認識問題研究』第16号に掲載されます。また、ドーク先生の講演を録画した動画を販売する予定です。動画に関しましては来年1月中旬にお知らせのページを開設いたしますので、今しばらくお待ちください。

 本年も大変お世話になりました。皆様におかれましては、良き新年をお迎えください。