アメリカでは慰安婦像設置に否定的な意見が多数噴出する

皆様

 アメリカのフィラデルフィア市では慰安婦像設置に否定的な意見が多数を占めているようです。JAPANForwardの記事を紹介したいと思います。

 記事によると、米国東部ペンシルベニア州フィラデルフィア市の芸術委員会は9月19日(現地時間)、慰安婦像建設を中心とする「フィラデルフィア平和広場」新設案件に関する公聴会をリモート開催したことが紹介されています。
 2021年2月、フィラデルフィア平和広場委員会のチョ·シンジュ委員長が慰安婦像を含む「平和広場」を新築しようと市芸術委員会に提出しました。 平和広場委員会側は草の根募金を通じて慰安婦像を製作し、フィラデルフィア市クイーンビレッジに広場が完工後、指定された場所に像を設置して市に寄贈するという計画です。

 同日の公聴会では、聴衆にも約2分ずつの発言機会が与えられ、発者の大半(31名中23名)が「人々の間の葛藤を招く問題」、「事業による不利益」「関連国家間の紛争の増大」などを理由に、慰安婦像の設置に反対したとのことです。

 当研究会の日韓学術l講演会(7月9日、7月10日)でも発表した、韓国の落星台経済研究所の李宇衍(イ・ウヨン)研究委員も設置反対を主張しました。「慰安婦が10代前半である、日本軍によって性奴隷として強制的に連れて行かれたという推進派の主張を裏付ける歴史的史料は確認されていない」と述べました。さらに、「慰安婦の女性たちは20代半ばの性労働者であり、正当な賃金を支給され、契約により帰国した」とも主張しました。

 

 チョ·シンジュ委員長は、参加者が提起した多様な反対意思に丁重に答えたが、李研究委員ほか数人の聴衆の慰安婦「性奴隷説」否定に対する反論にはノーコメントを貫いた、とJAPANForwardの記事は記しています。

 

 やはり、慰安婦像設置推進の人々は歴史の真実に向き合わず、一方的に日本を非難したいという目的があることが分かります。

 

 JAPANForwardの記事はこちらから閲覧可能です。是非、ご一読ください。
 https://japan-forward.com/japanese/110732/