歴史認識問題研究会発表報告(2021年5月28日)

皆様

 歴史認識問題研究会では、5月28日に研究会を開催いたしました。

 発表者:西岡  力(本研究会会長)
     勝岡 寛次(本研究会事務局長)
     長谷 亮介(本研究会事務局次長)

 テーマ:西岡力編『朝鮮人戦時労働の実態』- 執筆者による解説

発表中の西岡会長

 

発表中の勝岡事務局長

 

 本年の3月31日に一般財団法人産業遺産国民会議が発行元となり、「旧朝鮮半島出身労働者問題を考える」というテーマでシリーズ出版することが計画されております。本書はその第一弾となります。

 書籍の目次は以下の通りとなります。

   総論 朝鮮人強制連行プロパガンダ                 西岡  力 

   第一部 朝鮮人戦時労働の実態

    Ⅰ 統計から見た戦時労働の実態                  西岡 力 

    Ⅱ 朝鮮人戦時労働者の労働現場の実態
      ―「強制連行」と「奴隷労働」は歴史的事実か?―  長谷亮介

   第二部 戦後の展開(1) 日本

    Ⅲ 朝鮮人・中国人「強制連行」運動史         勝岡寛次 

    Ⅳ 日本での徴用工裁判と韓国大法院判決                       和田 衞 

   第三部 戦後の展開(2) 韓国

    Ⅴ 日韓条約での外交解決、韓国政府の補償、
      韓国での裁判                   西岡 力 

    Ⅵ 韓国大法院「徴用工」判決
      ―韓国司法の歴史的汚点              岡島 実 

   資料

 

 本書は一般財団法人産業遺産国民会議のHPよりご購入いただけます。ご一読頂けましたら幸甚です。
 ・『朝鮮人戦時労働の実態』購入ページ(一般財団法人産業遺産国民会議)