ラムザイヤー教授(アメリカ)が「慰安婦は売春婦」と論じた論文に対する韓国の反応

皆様

 アメリカハーバード大学ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授が、慰安婦は当時政府規制下で認められていた国内売春婦の延長線上の存在であることを理論的に示しました。ラムザイヤー教授の学術論文は3月刊行予定の「インターナショナル・レビュー・オブ・ロー・アンド・エコノミクス」誌65巻に掲載されます(雑誌ホームページですでに閲覧可能=こちらをクリック)。

 この論文を掲載する予定の国際学術誌の編集者らに対して、韓国の団体や現地の韓国人学生らが撤回を求める抗議運動を繰り広げています。学術的に反論するのではなく、署名や声明によって論文を撤回させるという歴史真実探求の道から外れた行動は言論の自由を損ねる行為です。

 2月9日に韓国の李栄薫教授らがラムザイヤー教授を支援する声明(「ハーバード大教授の慰安婦論文、慰安婦問題に対する本格的討論の契機にすべきだ」)を発表しました。日本語に翻訳した文書を以下に掲載いたしますので、是非ご覧下さい。
ハーバード大教授の慰安婦論文に対する韓国知識人声明

 

 また、歴史認識問題研究会関係者6名の英文レター、西岡会長の英文レターも掲載いたします。こちらは英文となっております。
Open Letter In Support of Professor Mark Ramseyer February 2021(当研究会関係者6名)
Letter in Support of John Mark Ramseyer Nishioka February 2021(西岡会長)

 

 言論の自由を守り抜かなくてはなりません。歴史認識問題研究会は韓国の有志の方々と共闘してまいります。